16世紀の栄華を現在に留める

トプカプ宮殿や数々のモスクを彩る装飾タイル

Çini(チニ)と呼ばれるこのトルコの伝統芸術は

中国、中央アジア、中東の芸術を吸収しながら

独自の様式を創り上げていった

偉大な建築家ミマル・シナンの建築に於いて

圧倒的な存在感を放つチニの魅力が

文化の融合によって導き出されたものであるならば

21世紀に生きる日本人である私が

チニを描くことに

意味を与えてくれるのかもしれない